胃カメラが怖い人必見! 15回以上胃カメラ経験者が教える怖さが消える2つの方法

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胃カメラ

胃カメラって怖いですよね。私も経験があります。しかも15回以上。15回以上行っていますがいまだに胃カメラの検査数日前から不安で不安でしかたがありません。

ですので胃カメラが怖い気持ちがすごくよくわかります。恐がりな人は神経質になっていると思います。

なぜ私がこんなに胃カメラを受けているのかというと、まだ私が20代前半の時、会社の健康診断のバリウムでひっかかりその後胃カメラで精密検査を受け、胃粘膜下腫瘍という診断がされたためです。

幸いいまだ手術に至ってはいませんが、ほぼ毎年のように胃カメラを受け経過観察しています。(最近は2年に一回になりました)

私は医者ではありませんが、15回以上胃カメラを経験してきましたから、胃カメラが怖くなくなるコツや方法が少し分かってきました。
ぜひ胃カメラにおびえている方達の不安を少しでも払拭するきっかけになればと思います。

胃カメラが怖い2つの理由

怖い

まず胃カメラにおびえる理由は2つあります。この2つは別にして考えなければなりません。

一つが検査結果への恐怖です。
自分はもしかして大きな病気なのではないかという恐怖ですね。

もう一つが体に胃カメラという異物が入っていくという検査に伴う苦痛。
オェとなり苦しいとか気持ち悪いとかいう感覚ですね。

順番に説明していきたいと思います。

胃カメラの検査結果の恐怖への対処法

検査結果への恐怖は、大きな病気ではないかという恐怖ですね。
これに対処する考え方です。

一言で言うと、まずはピロリ菌の検査をうけるべし。

これはどういうことか説明します。
私は数年前、毎年胃カメラを受けている胃腸の専門医からこんな説明を受けました。

「ピロリ菌がいない人はほとんど胃がんにならないですよ。」

私はこの言葉を聞いて良い意味での衝撃を受けました。まあ知っている人は知っているかもしれませんが、私は知らなかったのです。
つまりピロリ菌がいないということは胃がんの可能性は低い。

ピロリ菌がいないのであれば、胃カメラを受けるのに結果に対する恐怖がかなり和らぐではないかと。
しかも調べるとピロリ菌の検査は血液検査でも受けられるとのこと。私はすぐさまピロリ菌の検査を受けました。

その結果、幸いな事にピロリ菌はいませんでした。

なんでお医者さんもっと先にそれ説明してくれなかったのよーと言う気持ちになりました。

つまり私は胃がんになる可能性はほとんどない。

この事実を知ってから、結果に対する恐怖や不安は大分なくなりました。
先ほど述べましたがピロリ菌の検査は胃カメラをする必要がなく、血液検査をするだけで分かりますよ。

ピロリ菌がいなかったからと言って100%胃がんにならないというわけではないので、健康診断や医者から受けてくださいって言われたら受けなきゃだめですよ。
しかし、ほとんど胃がんの可能性がないとわかれば、かなり胃カメラの検査結果に対する怖さはなくなるのではないでしょうか?

少なくとも私自身の経験で言えば、ピロリ菌がいない事実を知ってから、胃カメラの恐怖がずいぶんなくなりました。

あとこれは少し余談ですが、医者はピロリ菌は大人になってから感染することはないとも言っていましたね。
子どもの頃に感染していなければ大人になって感染するというのはないとの事。
つまり私はピロリ菌に感染する事はこの先ありません。
これを聞いてさらに安心しました。

胃カメラの検査に伴う苦痛への対処法

胃カメラ対処方法

次は体に胃カメラという異物が入っていくという検査に伴う苦痛の部分ですね。こちらを楽になる方法を話したいと思います。
胃カメラを受けるにもいろんな方法があります。

自分の体験で言えば

1.口から入れる胃カメラを口から入れる+喉に麻酔+鎮静剤
2.鼻から入れる胃カメラを口から入れる+喉に麻酔+鎮静剤
3.鼻から入れる胃カメラを鼻から入れる+鼻に麻酔(鎮静剤はなし)

以上の3つの経験があります。

他にも

4.口から入れる胃カメラを口から入れる+喉に麻酔(鎮静剤なし)
5.鼻から入れる胃カメラを鼻から入れる+鼻に麻酔+鎮静剤

があるようです。1から少し説明していきます。

1.口から入れる胃カメラを口から入れる+喉に麻酔+鎮静剤

注射

私が一番多くやってきた胃カメラ検査です。これを説明します。まず胃カメラを口に入れる前に喉に麻酔をします。

麻酔と言っても注射をするのではなく、はちみつ状のどろっとした液体を口に含み、時間をかけて少しずつ飲み込んでいき喉に麻酔をかけていくというものです。
注射ではないので痛くはないのですが、上を向きながら液体を含み、しばらくの間喉のあたりに留まらせておいて、徐々に飲み込んでいくため、オェとなることもたまにあります。また変な味がするし少し気持ち悪いです。10分くらいでしょうか。

その後いよいよ診察台に横になります。さらに口にスプレーのようなものを吹きかけ口に麻酔します。マウスピースのようなものを口に咥えカメラを入れる準備をします。
そして鎮静剤を腕に注射します。すると一瞬で半分意識がとび、半分眠ったような状態になります。

フワッとした感覚が気持ちいい。

そしていよいよ胃カメラを口に入れていきます。
喉にカメラが通る時が一番オェとなります。そこが一番苦痛のところではないでしょうか。

横たわっている自分の目の前に小さなモニターがあり、そこに自分の胃の中がリアルタイムで映し出されます。
胃の中を膨らませるために時々空気を入れたります。
時々ゲップがでます。唾液もでますが、看護師や医者は飲み込まないでそのまま出したままにしてくださいと言われます。
検査中は色々患者が楽に検査をうけられるように、看護師や医者がアドバイスしてくれます。

10分位したら検査は終了です。鎮静剤が効いているためフラフラとしているので、看護師が付き添ってベッドまで誘導してしばらく横になって終了です。

2.鼻から入れる胃カメラを口から入れる+喉に麻酔+鎮静剤

胃カメラの方法は大きくわけて2種類あります。口の中から入れる場合と、鼻から入れる方法です。
鼻から胃カメラは鼻に入れるだけかと思うかもしれませんが、口からも入れる事ができます。

私は鼻用胃カメラを鼻から入れるのが楽だということはなんとなく見聞きしていましたが、口からの方が慣れており、鼻から入れるのは怖かったので口からしか行った事がありませんでした。

ところがある時、口に鼻用の胃カメラも挿入できることを知ってから、どうせ入れるなら細い方が楽だろうと思い、鼻用の胃カメラを口から入れてもらう事にしました。

後は1の検査と変わらないです。

3.鼻から入れる胃カメラを鼻から入れる+鼻に麻酔(鎮静剤はなし)

文字通り鼻から入れる胃カメラです。今回始めて経験しました。喉に麻酔はせずに片方の鼻の穴の中に麻酔を含ませた棒状の脱脂綿のようなものをつっこみ鼻に麻酔します。

1、2とは違って鎮静剤は打ちません。その後鼻の中から胃カメラを入れていきます。
鼻からカメラは楽だと言われていたのですが、喉にカメラが通っているのが分かり違和感はあります。
鎮静剤を打っていないためか胃カメラの感覚がダイレクトに伝わってくるような感覚がしました。

3種類の胃カメラ検査、一番辛いのは?

胃カメラ

超がつくほど臆病な私の経験でいえば

辛かった順でいくと

1>>>2>3

ですかね。
2は胃カメラが1より細い分いくぶんか楽な気がしました。
3は2より少しマシかな程度です。鼻からのカメラで楽なような気がしますが鎮静剤を打っていない分それが帳消しになったような感じですかね。それでも口からカメラよりいくらか楽な気がします。

さらに喉に行うはちみつ状の液体の麻酔をやらなくて良いのは楽です。あれは結構苦痛です。

また私は注射も大嫌いなので鎮静剤を打たなくても良いというのは良かったです。しかも鎮静剤を打つとその日はお酒を飲んでいけないとかスポーツしてはだめだとか制限がつきますので。そのような制限をしなくても良いと言う意味でも良いですね。

まだ経験した事のない二つ4と5はどうでしょうか?

4は絶対自分のなかではあり得ない。
鎮静剤なかったらホントに怖い。

5は鼻用の胃カメラ+鎮静剤ですが、病院の看護師からこれを行う人もたまにいるが、多くの人は鼻から胃カメラの場合は鎮静剤を打たないと言っていたので、鼻から胃カメラで鎮静剤はやったことがありません。

鼻から胃カメラ+鎮静剤はやったことがないですが、鎮静剤があればさらに楽に受けられると思います。
今回はじめて鼻から胃カメラを鼻から、鎮静剤なしで行ったのですが、次回は鎮静剤使ってみようかなーなんて思います。

結論としては
注射が嫌だとか鎮静剤の後スポーツをしては行けない等の副作用的な事を考慮しなければ
最も楽な胃カメラは鼻から胃カメラを鼻から入れる+鎮静剤だと思います。

しかし鼻からの胃カメラは細い分画像の鮮明さが、口から胃カメラより多少劣ったりする等の弊害があるようなので医者と相談したほうが良いと思います。

胃カメラを恐怖を減らすその他テクニック

1〜5までの共通する胃カメラの怖さをなくす小技です。

モニターは見なくてよい

目の前にモニターがありますが、何かあると不安になります。目をつむっていましょう。
どうしても見てないといけないわけではありません。

どうせ写真を撮っており、あとで医者が説明してくれるので目をつむっていても問題ないと思います。

医者に全てをゆだねる

どうにでもなれと医者に全てをゆだねましょう。これ結構大事だと思います。

医者と看護師のアドバイスを実践する

先ほどもちらっと書きましたが、検査中は看護師や医者が楽に胃カメラを受けるためのアドバイスをしてくれます。唾液はのみこまないでそのままにしておいてとか、息を吸って等。少しでも楽に受けられると思います。

案ずるは産むが易し

案ずるは産むが易しとは良く言ったものです。
毎回胃カメラをする前は怖くてドキドキしますが、終わった後はなんだこんなものかと言った感じです。

毎回胃カメラが終わった後、食事はすごく美味しいです。

あとは胃カメラをなるべく受けたくないと医者に相談する事です。
毎年定期検診で胃カメラを受けていてどうしても嫌だと思う人は、医者に相談すると良いかもしれません。
毎年が2年に一回の検診でよくなったりする場合もあります。

私の場合も、胃カメラ毎年嫌なんですけど・・と相談したら
「まああなたの場合は2年に一回でよいでしょう」と言われ2年に一回になりましたから。
医者に胃カメラ苦痛だと言わなければ、一年に一回受ける羽目になっていました。
もっと早く医者に相談していれば、もっと早く2年に一回の受診でよいと言われていたかもしれません。
このように医者に相談することで胃カメラをなるべく避けることができるかもしてません。

胃カメラの怖さをなくす方法まとめ

胃カメラの怖さは検査結果に対する恐怖と、検査が苦痛なのではないかという恐怖の2種類がある

検査結果の恐怖に対処するための方法は、まずピロリ菌の検査をうける。もしなければ胃がんの可能性はほとんどない。
そうすれば検査の結果に対する恐怖心がだいぶなくなります。

鼻から胃カメラ+鎮静剤が一番苦痛がなく受けられる。(ポリープ切除や細胞採取ができないなどのデメリットはあるようですが)

後はどうにでもなれといった気持ちで検査を受ける。検査終了後はなんだこんなものかと意外と拍子抜けします。

以上、この記事が胃カメラが怖いと思う方の参考になればと思います。

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