君の名は。展が10月23日〜12月25日まで小海町高原美術館で開催されますね。
開館時間 9:00-17:00(最終入館16:30)
入館料 高校生以上:500円/小中学生:150円(団体割引あり)
休館日 火曜日
小海町高原美術館
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町豊里5918-2
http://www.koumi-town.jp/museum/
※本日10月19日行ったらまだ準備中でした。当然ですね。
※臨時駐車場の看板が沢山用意されていました。かなり混むのですかね。
追記
実際に「君の名は。」展に行ってきました。詳細はこちらの「君の名は。展に行ってきた」の記事をご覧下さい。
長野県小海町は新海監督が18歳まで過ごした場所です。
小海町は「君の名は。」のヒロイン三葉の住む糸守町に最も近いモデルだと前回こちらの記事
『「君の名は。」聖地は小海町と判明!新海誠をwikiより一部詳しく長野地元民が解説!!』で述べました。
これは新海監督もインタビューで「糸守町は小海町のイメージで描いている」と何回か述べている通りで、糸守町は新海監督出身である小海町が最も近い町のモデルだと確信しています。
そこで小海町のある佐久の地元民である私が、「君の名は。」展を観るなら、一緒に行くべき「君の名は。」聖地巡礼スポット5選を紹介したいと思います。
どれも小海町高原美術館から距離がほとんど離れていないで行ける場所を紹介します。この際に一緒に聖地巡礼をしてみたらいかがでしょうか?
君の名は。展を見るなら、一緒に行くべき聖地巡礼スポット5選 6選(一つ追加しました)
1.松原湖
新海監督はNBS長野放送の「君の名は。」のインタビューの中で「湖のある町ということで最初にパッと考えたのは松原湖のことです。松原湖では少し小さいので大きくした」というようなことを語っています。
新海監督は小学生の頃スピードスケートをやっており、スケートをしに松原湖まで通ったと言っています。
糸守湖の原型は松原湖がモデル。
松原湖のイメージが入っていると思います。
「君の名は。」展が行われる小海町高原美術館から松原湖までわずか3km位しか離れていません。
ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
追記
新海監督のツイッターでも当初の糸守のモデルは松原湖であると言っています。
ちなみに糸守湖の最初期のイメージは、僕にとっては小海高原美術館近くの松原湖や大月湖でした。とはいえ架空の場所なので、スタッフ毎に源泉は異なるだろうけど。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) October 18, 2016
また、松原湖湖畔にある松原諏方神社の「御射山祭り」が「君の名は。」に出てくる宮水神社のご神体へ口噛み酒を奉納しに行くという神事に似ています。
「御射山祭り」は地元の子供達が参加して松原諏方神社に祀る山宮(梅の宮)の神霊を、御射山のオコヤと呼ばれるススキで作られた仮屋に泊まりがけで遷す神幸だそうです。御射山祭りに参加した子供達は、神霊を遷した後、甘酒を飲み近くの小屋で一泊過ごすのだそうです。
調べてみたら、新海監督の故郷の町にある松原諏方神社の御射山祭は
宮水神社の御神体行きと似たところがある1. 神社から山へ御神体を持って行く
2. 御神体を山中の仮屋に納める
3. 昔は男の子達が行っていた(今も男子のみ*)
4. 星見の松があって、そこから見ると昼でも星が見えるという伝説がある
5. 山で一晩をすごす
6. 山周辺を一周する
7. 御神体を持って帰る
※Ukkari様より情報をいただきました。ありがとうございます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/835644/blog/38653165/
新海監督ももしかして子供の頃この神事に参加して、宮水神社の神事の参考にしたのかもしれません。
聖地巡礼の際はくれぐれも近所の迷惑にならないようにしてください。
2.新津組
新津組は新海監督の親が経営する建設会社です。
「君の名は。」の登場人物テッシー(勅使河原克彦)の親の会社も建設会社を経営しています。
テッシーの親の会社は新津組がモデルとなっています。
これはline liveで新海監督も「自分の親も建設会社を経営していて、会社を継ぐか継がないかみたいな話もあってその辺を重ねてテッシーを描いたかもしれない」と言っています。テッシーのモデルは新海監督自身、つまり新津組はテッシーの親の会社のモデルとなっていると思います。
新津組は大きな建設会社で、小さい町の中では目立っています。小海駅周辺からも見る事ができます。
小海町高原美術館から車で10分程度で行けます。
くれぐれも、会社の人や近所の住民に迷惑のないようにしてください。
3.有坂電機製作所(追記)
追記です。当初このページのタイトルは『小海町「君の名は。」展と一緒に行くべき聖地巡礼スポット5選』だったのですが、この場所が分かり追加した事で、「スポット6選」にタイトルを変更させていただきました。
小海町にもついに具体的な聖地巡礼スポットが現れました!
「有坂電機製作所」という会社が劇中に実際にでてくるようです。
(追記2016年12月1日)管理人の私も実際に再度映画をみて「有坂電機製作所」さんが出てくるのを確認できました!
詳細は「君の名は。」長野県小海町の具体的な聖地巡礼スポットついに発見か!!のページをご覧下さい。
4.新海三社神社
佐久市長もツイートしていますが、
https://twitter.com/seiji_ya/status/771939265534132224
主人公が神事で舞いを踊る場面が似ていることで映画の聖地になっているのではないかと噂されています。少し小海町から距離が離れています。小海町高原美術館から車で40分位でしょうか。
5.小海線
少し時間があるなら小海駅から小海線に乗って新海監督出身の高校、野沢北高校のある中込駅まで行ってみてはどうでしょうか? 小海線で小海駅から高校まで通ったようです。
新海監督が幼少〜青年期まで見てきた風景を味わう事ができます。
そこから見えるのは、どれも糸守町にでてきそうな風景ばかりです。
(追記2016年12月3日)
abn長野朝日放送の新海監督へのインタビューで以下のように語っています。
新海監督:『馬流(まながし)地区辺りにある踏切に良く似た踏切が「君の名は。」の中に出てきます。(馬流地区にある踏切と)同じような風景を(映画の中で)探せるんじゃないですかね。僕がイメージして描くのは小海町の踏切ではあります。』
新海監督もこのように語っている通り、「君の名は。」にでてくる踏切は、小海線をイメージしているのは間違いありません。
詳しくは下記をご覧下さい。
新海監督が暴露!君の名はの踏切は小海線の「馬流」で確定! 聖地巡礼第2弾
新海監督の親が、インタビューでこのように言っています。
「君の名は。」で主人公のひとり女子高生の三葉が住むのは岐阜と言われていますが、踏切シーンなどは誠が高校通学に使った小海線にそっくりです。別の作品では小海にロケハンに来たこともありましたから、土台には故郷がある。新海の“海”も小海から取っているんじゃないかと思います。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161012-00513399-shincho-ent
※デイリー新潮より
映画で出てくる線路は小海線のようだ。と言っている通り小海線は糸守町にでてくる線路に似ています。
6.小海駅周辺
小海駅周辺が「君の名は。」の糸守町に雰囲気がそっくりなのです。小海駅周辺には新海監督が通った小海中学校、小海小学校があります。これも劇中にでてきそうな場所です。また糸守町に流れる川や橋は小海町、佐久地方一帯に流れる千曲川に似ていますし、標高が高く空気も澄んでいて空が美しい事も似ています。駅周辺を散策してみてはいかがでしょうか?
「君の名は。」に出てくる風景を見つける事が出来るかもしれません。
小海町高原美術館から車で10分程度で行けます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ルートとしては
小海高原美術館→松原湖→小海駅周辺→新津組→(追記)有坂電機製作所
以上は小海高原美術館から10kmの範囲にあるので車ならすぐに行けます。時間があれば新海三社神社、小海線に乗車してみるのがよいと思います。
※松原湖から小海町高原美術館に行く途中で撮った風景です。まさに新海監督の映画にでてきそうな風景でした。
「君の名は。」展に行くなら、ぜひ一緒に新海監督が18歳まで過ごしてきた以上のスポットに行ってみてはいかがでしょうか。まるで糸守町に入ったかのような感覚を味わえると思います。
聖地巡礼するなら、ぜひ周りの住民の方に迷惑にならないようにしたいですね。
11月位までに行くのがおすすめです。小海町のある佐久地方は首都圏と比べかなり寒いです。12月になるとさらに寒くなりますし、雪が降る可能性があります。また首都圏と違って交通の便が悪いので、車で行くことをおすすめします。
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