先日新海誠展に行ってきたのでその詳細を述べたいと思います。
新海監督関係では昨年の「君の名は。」展に引き続き2回目の展示に行ったのですが、前回よりも色々な作品に触れられて行って良かったなと思いました。
新海誠展と冠したその名の通り、これまで新海監督が手がけた作品全てに解説がありました。
- ほしのこえ
- 雲のむこう、約束の場所
- 秒速5センチメートル
- 星を追う子ども
- 言の葉の庭
- 君の名は。
その他CMなどもありました。
- 信濃毎日新聞
- 大成建設
- Z会
です。
展示内容としては
企画書や絵コンテを始め、言の葉の庭で出てくる靴職人が作った「くつ」の現物、ホンダのスーパーカブなどの映画の中で登場する現物が展示されていました。
新海監督の細かい指示が印象的でした。キャラクターの目をもう少しこうして欲しいなどと、丁寧な口調ではあるけれどものすごいこだわりで指示しています。
君の名はブースでは、前回の「君の名は。」展と同じ物も展示されていましたが、こうやってアニメーションは作られていくのかということがすごく勉強になり、また自分の仕事ははたしてこのようなプロフェッショナルでこだわりをもってしているかと考えさせられます。
ぜひNHKの仕事の流儀で新海監督の仕事っぷりを取り上げて欲しいですね。(笑)
すばらしい新海語録
また各作品に新海監督のコメントも載っているのですがそれがまたすばらしいです。
例えば「なぜ自分はアニメーションを作るんだろうとかと考えてみると、理由の一つが誰かとコミュニケーションしたい、遠くの知らない誰かと作品を通じてふれあいたいと言う気持ちがあるからなんです。」
とか「自分の伝えたいもの表現したいものと観客が求めているものを合わせる」などのコメントがあり、自分もブログをしているのは誰かとつながりたいと思うところもあるんだよなーとか、自分の仕事もやりたいことをやっているだけではダメで、それが世の中に必要とされていることじゃなければダメだよなーなど、私自信の仕事に対しても考えさせてくれました。
あと、小海町についてのコメントもあって、「僕は長野県の小海町という所で育ったのですが、すごく空の表情が豊かな場所なんです。周囲に高い山があり標高も1000メートルくらいあるので表情豊かな雲がどんどん生まれては消えてゆく。ずっとあきずに見ていられるんです」
私は何年か埼玉に住んでおり、現在は小海町のすぐ近くの佐久市に住んでいますが、確かに小海や佐久の空は新海監督の描く空だよなぁなどと思いました。
入場料がとんでもなく安い
このような世界的な監督の展示会にはぜったいに行かなければ損すると思います。
入場料、値段はなんと500円
しかし美術館にいくともっとお得な情報がありました。上写真にもありますが(少し不鮮明で分かりにくいですが)、
入場券+350円以下のソフトドリンク+ミニスイーツこれだけついてなんとたったの600円
安すぎでしょ!
私は近所のモスバーガーで100円引きになる割引券をもらって用意していたのですが、こちらの600円の超お得なチケットを買いました。
となりのレストラン花更紗 (ハナサラサ)
美術館の入場券+350円以下ドリンク+ミニスイーツ(上写真)これだけついて、なんと600円!
記念にスタンプを押す事もできます。
クリアファイルなどグッズの販売もあります。
グッズでは小海町高原美術館のオリジナルのものではポスターがありました。
値段は1,620円とかなりお高い。
特に小海町町民や佐久市民などは、このような世界的なクリエイターの作品の制作過程を見に、
長野で車で気軽に行けるのですから行かないと絶対に損です。
小海町高原美術館の良い所は、周りの景色も新海ワールドなところです。
星を追う子どもの展示ではアニメの風景と小海町でロケして取った写真が比較して展示されていました。
美術館に行く前に、新海監督作品の信濃毎日新聞のCMロケ地が小海町あるので行ってきました。
新海誠展割引チケットと新海監督制作の信濃毎日新聞のCMロケ地とのコラボ(笑)
詳細は新海監督15秒の感動作!信濃毎日新聞のCM場所に聖地巡礼してみたをご覧下さい。
小海町高原美術館の新海誠展は2017年10月29日までです。
これが終わると東京の国立新美術館で2017年11月11日〜12月18日まで行います。
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